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gorian91@電子書籍セレクト

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ほんとはダメよダメ!社会保険の加入で資金繰りが苦しくなった時の苦肉の策3つ

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つい先日、年金事務所から、社会保険の加入に関する調査の知らせが届きました。社会保険の加入状況を調査するので、全社員の賃金台帳及び出勤簿を準備せよ」とのこと。

 

 

うちは派遣会社なので売掛金が大きく、さらに社員数も多いため、適用者をすべて加入させるとどう考えても資金がヤバイ!ということで、対処方法を労務士に聞いてみました。あくまで法的なリスクを説明して頂いた上での話であり、アウトな策もあるので、あくまで基本はダメよダメってことで。

 

最大2年間に遡って加入し、保険料の支払いを要求されることもある

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年金事務所からの調査は、今回のように、通知書が来るケースもあれば、事前の連絡なく、抜き打ちで調査に来る場合もあります。

 

最近は、財政難の影響からか、調査はかなり厳しくチェックされるようで、調査頻度も増えているようです。だいたい2年~4年に一度の周期で調査されることが多いみたいですね。

 

この調査で一番怖いことは、入社日または加入要件を満たした日まで遡り、最大2年間の保険料支払いを要求されることがあること。社会保険料を過去の給料まで遡って回収するなんてことは不可能に違いので、実質会社負担となってしまいます。

 

 

社会保険の加入は会社と国の決めごとであり、社員の意向は関係なく会社の責任

うちの場合、いわゆるブルーワーカーとして外国人を派遣していますが、ほとんどの社員が、社会保険について知識を持っていません。ですので、給料が減るから入りたくないとほざく人がたくさんいます。

 

気持ちはわからんでもないですが、社会保険の加入はあくまで国と企業との決めごとなので、社員の意向がどうであろうが、適用要件を満たしていれば強制加入が基本です。

 

全社員加入を回避するには、主に3つの手段があります。どれも法的にはかなり黒に近いグレーゾーンなので、あくまで基本はやってはいけません!

 

①入社後2ヶ月目以降に社会保険に加入する

②派遣会社をもう1社作り転籍させる(もしくは既にある関連会社等)

③調査前に加入させて1ヶ月分の保険料を支払い、調査終了後に社会保険の喪失手続き

 

①入社後2ヶ月目以降に社会保険に加入する

日本年金機構のページによると、被保険者とされない人の項目に「2ヶ月以内の期間を定めて使用される人」は、「所定の期間を超えて引き続き使用されるようになった場合は、その日から被保険者となる。」

 

例えば、最初の数ヶ月は1ヶ月更新にしておき、1ヶ月更新を2回続けたとすると、所定の期間を超えたことになり、被保険者となるということ。加入を先延ばしにして回避するという策。これは法的には黒とは言えませんが、常態化していると指導対象となることもあるので注意が必要です。

 

 

②派遣会社をもう1社作り転籍させる(もしくは既にある関連会社等)

これは法的にリスクのある回避策ですが、やっている会社は結構あると聞きました。調査が入る前に別会社へ転籍させ、調査を回避するというもの。

 

関連会社間の転籍と考えれば一見問題なさそうな策に見えますが、同時に雇用保険資格喪失、再加入という手続きを取る必要があるので、あんまりコロコロと転籍させていると不審がられてしまい、年金事務所だけでなく、ハローワークに対しても良くない心証がついてしまうかも。

 

③調査前に一旦加入させて1ヶ月分の保険料を支払い、調査終了後に社会保険の喪失手続き

調査のときだけ加入させて、1ヶ月分のみ負担して調査終了後すぐに喪失届けを出すというやり方。法的にはNGっぽい黒い回避策。これはかなり悪質な回避方法なので、バレると刑事罰の適用となることもある様子。

 

ということで、基本NGな回避策をご紹介しました。派遣会社はともかく、普通は社会保険に加入させているのが当たり前なので、あくまでやってはいけませんが、現実的にどうしようもないという時もあるので、いざという時のために覚えておきましょう。